なぜ仕事は減らないのか
今日から毎日朝6時に起きてブログを書くのを日課にしようかと思います。
いつまで続くかわからないですけど、習慣にできたらいいなと思っています。
資本主義の仕組み
先日、小暮太一さんの「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか」を読みました。
その本から気づいたことは、マルクスの「資本論」と「金持ち父さん貧乏父さん」は資本主義について似たようなことを言っていて、最後の達成手段だけが違うのだということです。どちらも資本主義は資本家が労働者から搾取する構造だと、なので社会主義を目指そうというのが資本論、資産を買って資本家側に回りましょうというのが金持ち父さん貧乏父さんだと理解しました。
給与の決まり方
マルクスさんは、資本主義での給与の決まり方を解明したみたいです。ある労働者が、ある1日の仕事済ませ、帰宅して回復し、次の日も仕事ができる分のお金が給与になるらしいです。体力的、精神的にきつい仕事だとその分回復のためにお金がかかったりするということで給与が高くなったり、あとは医者などなるのに苦労する職業とかは体力回復分にプラスアルファが乗って高くなったりするそうです。ただ、雇われている限り、次の日も仕事をできる分しかもらえないみたいです。年功序列というのもこの仕組みから来ていて、年を重ねるごとに家族が増えたり家を買ったりしてお金がかかるようになるので、年々次の日も仕事ができる分のお金が増えていくため年功序列という仕組みとなっています。
仕事が減らない理由
雇用する側は利益分が自分の取り分になるし、株式会社だと株主に利益分を渡す必要があります。社長とかだと自社株をたくさん持っていることもあるので、利益が多く出れば自分の懐に入ってきます。労働者への給与は基本的には利益の多さによらない(ボーナスで多少は反映されますが利益山分けというわけではない)ので、雇用側は労働者をたくさん働かせれば自分が得をするということになり、効率化しようが仕事は減らず、どんどん仕事をさせられる構造です。
資本主義から距離を取りたいです。